
カヌレをたくさん食べたいぱに子です。
ということで、ここ2週間ほど、お家でカヌレづくりに奮闘していました。
そうそう、カヌレって1995年に一度ブームが到来しているそうです。
みなさん知ってましたか??

画像:フリー素材
昔は、ケーキ屋さんだけでなくパン屋さんでもよく売られていたのだとか。
そして、今よりも安かったのだとか…(ママちゃん談)
ブーム再来を果たしたカヌレは多数のフレーバーにカラフルな見た目、そして、オシャレなパッケージで見事に女子を虜にしていますよね。

画像:フリー素材
進化を遂げたのは見た目だけでなく、お値段も…。
カヌレ1個で250円~300円くらいですかね。
美味しいカヌレをたっくさん食べたいのにちょっとお高いんですよおおおお。
……食べたい。
カヌレが食べたい。
たくさんのカヌレが食べたあああああいい!!
…よし!
じゃあ作ろう!
たくさん作って、食べほしよう!!!!!
ということで、カヌレづくりにレッツ、トライィィイイエエエ!!!
おうちでカヌレって作れるの?
材料や作り方はとってもシンプル!
カヌレの材料は特別なものがなくても大丈夫。
牛乳・卵・砂糖・薄力粉があればカヌレができちゃうんです。
それにプラスして、バニラビーンズ(バニラオイルでも)・ラム酒などがあれば風味豊かなカヌレにランクアップできます。
そして、作る工程はほぼ材料を混ぜるだけ。
焼成時間と寝かせる時間を除けば10分程度で終わっちゃうくらいシンプルなんですよ。
カヌレが難しいと言われる理由は…?
カヌレはマカロンと並んで、フランス焼き菓子最難関といわれるお菓子です。
しかし、先ほど紹介したように、材料や作り方は簡単かつシンプル。
では何が難しいのか?と、いうと…。
ずばり、焼きです。
カヌレは高温焼きで外側を焦がすお菓子。
家庭用のオーブンでは火力の見極めが難しいそうです。
オーブンが違えば、レシピ通りの焼き時間にしても上手くできなかったりと、ガチガチの見た目に反して、デリケートな焼き菓子なんです。
カヌレの失敗例
実はぱに子、3年くらい前に一度カヌレ作りに挑戦し、挫折しています。
今回久しぶりに作ってみても見事に失敗を生み出しました。
ちなみに、成功したカヌレは外がカリっと、中がもっちりとした食感。
そして、全体に均等に焼き色が付き、中にはたくさんの気泡(す)が入っている状態です。
それでは、失敗作を紹介していきましょう。
どんな失敗作を生み出したかというと…。
<失敗例①>シリコン型使用で焼き色がつかない
安価で、なおかつ失敗が少ないと言われているシリコン型。
ぱに子もカヌレ作りをしようと思った時に一番最初に購入した型です。
シリコマート SF059 45mm ミディアム カヌレ型 15個付 シリコン型 | シリコンフレックス 空焼き 不要 カヌレ SILIKOMART
で、このシリコン型で焼きあがったのがこちら。
ふにゃふにゃなカヌレ、ふにゃレです。

シリコン型使用でも、しっかり焼き色がついてる方もいらっしゃるのですが…。
ぱに子は何度焼いてもこんな感じになりました。
高火力のでるオーブンであればもしかしたらいけるのかも…?
<失敗例②>火力ムラで焼き面が斜め
オーブン庫内の火力ムラにより、焼き面が盛り上がる部分と盛り上がらない部分ができてしまいました。
その結果、ピサの斜塔も顔負けの斜めに。
ピサレです。

ピサレの対処としては、自宅のオーブンと仲良くなることが大切です。
オーブン庫内で火力ムラが生じる際には、一度に焼く個数を減らしたりして均等に焼ける量を見極めないといけません。
<失敗例③>焼成中に発射していびつ&焼きムラ
カヌレ作りの失敗例代表といえる発射カヌレ。
この失敗が一番多いのではないでしょうか?
ぱに子もしっかり(?)発射して、こんなにいびつな形に…。
発射すると頭が浮いてしまって焼き色がつかないハゲカヌレになります。
ハゲレですね。

発射したカヌレは型に押し戻せばOKと書かれているレシピもありますが、押し戻し方が悪いと上の画像のように横筋がついてしまったりします。
上手く戻しながら焼けば、何とか形にはなりますが、ハゲは免れません…。

本来のカヌレは型から飛び出さない、もしくは、少し飛び出しても自分で型へと戻ってくれます。
なので、できればやはり途中で手を加えずとも焼けるカヌレが理想ですよね。
2週間の奮闘の結果は…。
とまぁ、たくさんの失敗を生み出したぱに子ですが…
ばーーーーん。

どうですか?
これが2週間の成果です。
これはもう、ふにゃレでもピサレでもハゲレでもありません。
胸を張ってカヌレであると言えましょう!!!

before

after
比較すると進化が著しく、喜ばしい限りです。
切って断面を確認。
しっかりと気泡(す)が入っていて、文句なしの大成功となりました。

上面・側面・底面をみても、均等な焼き色です。

カヌレ成功までに試したこと
失敗を経て、改善していく。
なんにでも言えることですが、カヌレ作りにおいてもとても大切なことだと思いました。
今回、ぱに子が試したのは、
- 型の素材変更
- 1回に焼く量の調整
- 焼成温度・時間の調整
- 寝かせる時間の調整
- 作り方の比較
- 複数レシピの比較
- 生地を常温に戻す
- 余熱時に鉄板ごと温める
- むしろ鉄板を取っ払う
と、殴り書きですみません。
いろいろと模索しました。
試したことについて詳しく書きたいのですが、記事が長くなってしまうので、今回はここまでとさせていただきます。
次回、試したことの結果やレシピ、温度・時間など詳細を書こうと思いますのでお楽しみに。
それではまた、次回に。